不眠症と睡眠障害

2026年01月09日

不眠症が1ヶ月継続する場合は心療内科を受診されることをすすめます。

以下は当院でそれら症状から生還した方の体験記です。

以下は、特定の治療効果を断定せず、あくまで一個人の主観的な体験として描いた体験記です。医療的判断や治療の代替を勧める意図はありません。

鍼治療を通じて、不眠とうつ状態が改善した私の体験

私は40代に入った頃から、慢性的な不眠と気分の落ち込みに悩まされるようになった。最初は「仕事の疲れだろう」「年齢のせいだ」と軽く考えていたが、次第に夜は布団に入っても2〜3時間眠れず、ようやく眠っても明け方に何度も目が覚める状態が続いた。睡眠不足が慢性化すると、日中は頭がぼんやりし、集中力が落ち、理由もなく不安感や無力感に襲われるようになった。

病院では「軽度のうつ状態」と言われ、睡眠導入剤と抗うつ薬を処方された。確かに薬を飲めば眠れる日もあったが、翌朝のだるさや、感情が平坦になるような感覚がどうしても合わなかった。「このまま薬を飲み続けるしかないのだろうか」という不安が、さらに気分を重くしていた。

そんな時、知人から「鍼治療を受けてみたらどうか」と勧められた。正直、半信半疑だった。鍼は肩こりや腰痛のものというイメージが強く、不眠やうつに効くとは思えなかったからだ。ただ、「今より悪くなることはないだろう」という気持ちで、南新宿カイロプラクティックセンター&中医鍼灸院を訪ねることにした。

初回のカウンセリングでは、睡眠時間だけでなく、食欲、冷え、胃腸の調子、感情の浮き沈みまで丁寧に聞かれた。「眠れないこと」だけでなく、「常に緊張している感じ」や「呼吸が浅い気がする」という自分でも意識していなかった点を指摘され、少し驚いた。

施術は想像していたよりも穏やかだった。細い鍼を数本、手首や足首、背中に打たれただけで、強い痛みはなかった。施術中、じんわり体が温かくなり、呼吸が自然と深くなるのを感じた。終わった後は、頭の中のざわつきが少し静まったような、不思議な感覚が残った。

大きな変化を感じたのは、3回目の施術を終えた頃だった。布団に入ってから眠りにつくまでの時間が、以前より明らかに短くなったのだ。夜中に目が覚めることはまだあったが、「眠れない焦り」で胸が苦しくなることは減っていた。朝起きたときの重だるさも、少しずつ軽くなっていった。

通院を続けるうちに、睡眠だけでなく気分にも変化が現れた。以前は些細なことで落ち込み、「どうせ自分はだめだ」と考えてしまっていたが、そうした思考に飲み込まれにくくなった。完全に明るくなったわけではないが、「今日はこれだけできた」と現実的に自分を見られる時間が増えた。

鍼灸師からは、「鍼でうつ病が治るというより、自律神経や睡眠のリズムが整うことで、心が回復しやすい状態になる」と説明された。その言葉は、私の実感にも近かった。鍼治療は魔法のように一瞬で治すものではなく、崩れていた土台を少しずつ整えていくような感覚だった。

現在も、必要に応じて医師の診察を受けながら、鍼治療を生活のメンテナンスの一部として続けている。不眠とうつ状態に悩んでいた頃を振り返ると、「眠れる」という当たり前のことが、どれほど心を支えているかを痛感する。

鍼治療は誰にでも同じ効果があるとは限らない。しかし、薬だけに頼ることに不安を感じている人や、体と心を同時に整えたいと感じている人にとって、一つの選択肢になり得ると、私は自分の体験から感じている。

※この体験記は個人の感想であり、治療効果を保証するものではありません。不眠やうつ症状については、必ず医療機関の診断と指導を受けることが重要です。

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